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DiagRA C : DiagRA MCD Toolsetのキャリブレーションオプション

DiagRA® Cは、CCP(CANCalibration Protocol)およびXCP on FlexRay(汎用的な計測およびキャリブレーションプロトコル)向けのキャリブレーションツールです。この機能と操作は、キャリブレーションエンジニアおよび制御ユニット開発者のニーズをぴったり満たします。ユーザインターフェースはパラメータ設定でき、設定は保存できるので、反復的で比較可能なシーケンスを実現できます。特性曲線およびマップはグラフィックと数字を両方使用して表示できます。エルゴノミック設計の特性マップエディタは、コピー/貼り付け機能やヒストグラム機能をテキストモードで提供します。DiagRA® Cを使用すると、オンラインで調整を実行できます。調整データは印刷、比較およびマージできます。DCMによるキャリブレーションデータの交換もサポートされています。

特にアプリケーションタスク用のエミュレータが不要なキャリブレーションオプションは特筆に値します。CCPのサポートはシンプルで低コストなCANインターフェースによって実現でき、多くのアプリケーションエンジニアリングタスクを最小限のコストで実行できます。特に、DiagRA® CをDiagRA® MCD Toolsetの他のモジュールと組み合わせることによって複雑なキャリブレーション環境を構築できます。

◆機能
•モバイル制御ユニットのキャリブレーション
•特性曲線およびフィールドのグラフィックと数字による表示
•人間工学に基づく特性フィールドエディタ
•調整データの一覧表示、比較、およびマージ
•障害パス管理機能の構造化パラメータを調整するためのエディタ
•オンライン/オフラインキャリブレーション
•規格:CCP、MCD-2、DCM

◆ メリット
•強力なキャリブレーションツール
•柔軟で調整および保存が可能な
ユーザインターフェース
•最小限のハードウェア要件
•直感的なキーボードショートカットにより、
最小限の時間があれば使い慣れることができる
•すぐできるシンプルな設定
•DiagRA MおよびDiagRA Dとの連携で
計測および診断を実行


DiagRA MCD Toolsetは、自動車業界で使用されている電子制御ユニット(ECU)用のアプリケーションおよび診断ツールボックスです。 このツールボックスは、3つの組み込み型オプション(DiagRA M、 DiagRA CおよびDiagRA D)で構成されています。 各オプションは個別に実行することもできます。


DiagRA MCD Toolsetのキャリブレーションオプション

DiagRA Cを使用すると、制御ユニットのパラメータをCCP(CAN calibra tion protocol)を使用してオンラインで変更することや、バイナリデータでオフラインで変更することができます(キャリブレーション)。ここで重視されているのは、シンプルかつ高速で直感的な操作とアプリケーションエンジニアのニーズをぴったり満たす機能性です。DiagRA MCD Toolsetの他のオプションと組み合わせると、複雑だがコスト効率の高いアプリケーション環境を構築できます。RA Consultingの標準ソフトウェアであるCodesは、複数の制御ユニットメーカーでエラーパスの構造化パラメータを設定するエディタとして組み込まれています。

◆ 機能

① 低コスト
•エミュレータ不要
•最小限のハードウェア要件
•既存のハードウェアの利用
•シンプルなインストール
•最小限の時間があれば使い慣れることができる
•最小限の構築時間
•すぐできるシンプルな設定
•既存のアプリケーションシステムとのデータ交換

② 柔軟性
•片手で操作可能
•アプリケーションコンピュータとしてのノートブック
•車内で直接キャリブレーション
•必要な場合は、Bluetoothデバイス(PassThru+ XS Bluetooth/I+ME Actia、CANblue/IXXAT、Siemens Blue VCIなど)経由でECUとワイヤレス通信

③ タスクとの適合性
•モジュール化による需要志向の機能
•分かりやすさ
•直感的な操作
•設定可能なユーザインターフェース
•柔軟なウインドウ操作
•ユーザインターフェースと設定を短時間で調整
•設定を保存できるため、機能シーケンスを繰り返し実行することや比較することができる
•特性曲線およびフィールドのグラフィックと表による処理
•マッピング用およびMS Excelへのコピー&貼り付け機能、テキストモードでの動作点用のヒストグラム機能、
20回前までの操作を取り消すことができる機能を持つ人間工学に基づく特性フィールドエディタ
•標準的なデータ交換形式DCMを使用してINCA(ETAS GmbHの製品)などとの連携が可能

④ 機能
•データセットのオンラインおよびオフライン処理
•調整データの一覧表示、比較、およびマージ
•記述ファイルなしでの調整可
•制御ユニットのバージョン管理(互換性テスト)
•CANフレームの送信
•オシロスコープでの調整値の表示
•作業ページとリファレンスページの切り替え

⑤ 規格
•CCP準拠
•XCP準拠– 制御デバイスがこの規格をサポート次第
•データ転送用のDCM

⑥ CANインターフェースデバイス用のハードウェアサポート
•SAE J2534によるPassThruインターフェースデバイス。I+MEでのテスト済み
Basic XS、I+ME PassTru+XS、Dear born PythonおよびGryphon、Drewtech Mogoose
•I+ME Basic+ XS、I+ME Lite XS、I+ME Part Y
•IXXAT GmbHのCANインターフェースデバイス
•CANcard XL(Vector)/CAN-Link II(ETAS)
• Kvaser CAN-Adapter

⑦ システム要件
•Windows NT SP6/XP/Vista/ Win7(32/64bit)
•インターフェースハードウェアに適した接続性

DiagRA Cを使用するには、RA Consultingが生成した特殊なソフトウェアライセンスキーが必ず必要です。

Codes
エラー診断機能は、各電子制御ユニットに組み込まれています。診断機能から解析および保存するデータの一部は法律(CARB、EOBD)によって規定されており、一部はメーカー固有です。共通するのは、中心的なモジュール(Diagnostics Error Path Manager(DEPM)、動的エラー管理、障害管理)が存在するということです。これらの中心的なモジュールは、車両および制御ユニットによってパラメータで設定する必要があります。このパラメータ設定には、値ブロック、特性フィールド、特性曲線、または制御ユニットのメモリ内の個々の定数を使用します。

DEPM(Diagnostics Error Path Manager)のパラメータ設定に必要な論理的に接続されているラベルおよび値ブロックは、一般的に制御ユニットのアドレスフィールドに分散されています。これらの値はアプリケーションエンジニアが直感的に理解できない形式でコード化されることが多い(個々のビットの特別な意味、エラーパスが有効化または無効化されるビットフィールドなど)ため、正しいパラメータを設定することや、複数のプロジェクトを比較することさえ非常に困難です。

Codesは、DEPMのパラメータを設定するアプリケーションエンジニアの役に立ちます。Codesは、パラメータ設定で役立つために記述ファイルから入力データを読み取って解析し、解析した情報を構造化された論理的な形で提供します。この処理は、(エラーコードをプレーンテキストで表示するなどの目的で)外部ファイルから追加情報を読み取ることによって行われます。広範囲の検索およびフィルタ機能は、特定のラベルまたは値を見つけるために役立ちます。プログラムの複数のバージョンを比較し、データを複数の形式で一覧化することができます。

Codesを使用すると、ユーザはODXプロジェクトを開き、特にプロジェクト内のデータをA2L/HEXプロジェクト内のキャリブレーション済みの値と比較することができます。したがって、Codesによりラベルを解析し、仕様の内容と現状をラベル化することができます。変更はA2L/HEXデータとODXデータの両方に保存できます。

最新バージョンのCodesでは、さまざまなメーカーのエラーパス管理機能がサポートされています。Codes 3.0は、DiagRA MCD ToolsetのDiagRA Cオプションに組み込まれています。エラーパス管理機能以外にも、統計機能や長いコーディングを管理するための追加機能があります。