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DiagRA M : DiagRA MCD Toolsetの計測オプション

DiagRA® Mは、制御ユニットおよび計測デバイスから車両状態変数を読み取ります。結果はグラフィックおよび数値形式でオンライン表示されます。データ取得オプションはCAN、SMB(serial measuring bus)、XCP on EthernetおよびFlexRayです。値は、CAN DBCまたは同等のA2Lファイルを使用して定義します。また、CCP計測の解釈制御ユニット記述ファイルを解釈するために、ASAM MCD-2-MC仕様に準拠するパーサが提供されています。FlexRayで計測を行うためのXCPのサポートが、FIBEXデータファイルに定義されている信号を使用する新しい機能として含まれています。診断オプションDiagRA® Dを使用すると、診断計測値を数字やグラフィックを使用して簡単に表示し、記録できます。

DiagRA® Mは、強力かつ柔軟で調整および保存が可能なユーザインターフェース設定を提供します。
計測は、複数の計測チャンネルで組み合わせることができる適切なトリガ条件を使用して自動化できます。
取得したデータは、統合評価機能により即座に保存して処理できます。DiagRA® Mは、コールドスタート計測および特定の装置のターゲットを絞ったテストを行うためのCANメッセージの転送をサポートしています。新しいASAP-3サポートにより、自動化システム(シリアルまたはTCP/IP経由)をDiagRA® MCに接続して自動テストを実行できます。データは、MDF(DAT)のインポートおよびエクスポートにより他のアプリケーションと交換されます。他のツールと同様に、非常にシンプルで直感的な操作を実現し、特に要件重視の機能を達成するための注意が払われています。

◆機能

•計測値の取得
•CAN、SMBおよびEthernet上の計測デバイスのサポート
•計測値のグラフィックおよび数字表示
•CANメッセージを転送可能
•ECU記述ファイル(A2L)を使用したECUからの計測値の取得
•広範囲のデータ処理および解析機能
•オンライン計測
•規格:CCP、MCD-2、DCM


◆ メリット

•強力かつ柔軟で調整および保存が可能なユーザンターフェース
•最小限のハードウェア要件
•分かりやすく直感的な操作
•すぐできるシンプルな設定
•DiagRA CおよびDiagRA Dとの連携でキャリブレーションおよび診断を実行


◆ DiagRA MCD Toolset
DiagRA MCD Toolsetは、自動車業界で使用されている電子制御ユニット(ECU)用のアプリケーションおよび診断ツールボックスです。このツールボックスは、3つの組み込み型オプション(DiagRA M、DiagRA CおよびDiagRA D)で構成されています。各オプションは個別に実行することもできます。


DiagRA MCD Toolsetの計測オプション

DiagRA Mは、電子制御ユニット(ECU)およびその他の計測デバイスから車両の状態変数をオンラインで取得します。取得されたデータは統合解析機能によって直接処理できます。ここで重視されているのは、シンプルかつ高速で直感的な操作とモバイルアプリケーションエンジニアのニーズをぴったり満たす機能性です。

計測デバイスからの計測値は、CAN、SMB(serial measuring bus)上やXCP on Ethernetを介して取得されます。取得パラメータを定義するには、CAN DBCファイルまたは同等の制御ユニット記述ファイル(A2L)が必要です。制御ユニット記述ファイルを解釈するためのパーサは、ASAM MCD-2-MC仕様に従って設計されています。また、複数の診断値には、診断オプションDiagRA DまたはOBDII/EOBD/ HD-OBD診断ソフトウェアSilver Scan-Toolを使用してアクセスできます。値はグラフィックと数字を両方使用して表示し、記録および処理できます。

以下のような値があります。
•Scan-Toolサービス$01、サービス$06およびサービス$09(OBDII/EOBD、SAE J1979)および
診断メッセージ(HDOBD 、SAE J1939)からの計測値
•診断計測値ブロック
•UDS計測値
•PCodeをビットチャンネルとして表示することによるフォールトコードメモリのエントリ
•記述ファイルの読み込み後のRAMセルDiagRA Mのトリガはこれらの値を使用できます。DiagRA MCD Toolsetの他のオプションと組み合わせると、複雑だがコスト効率の高いアプリケーション環境を構築できます。

◆ 機能

① 低コスト
•最小限のハードウェア要件
•既存のハードウェアの利用
•シンプルなインストール
•最小限の時間があれば使い慣れることができる
•最小限の構築時間
•すぐできるシンプルな設定
•既存のアプリケーションシステムとのデータ転送

② 柔軟性
•片手で操作可能
•計測コンピュータとしてのノートブック
•必要に応じたBluetoothデバイスによるECUとのワイヤレス通信
(PassThru+ XS Bluetooth/I+ME Actia、CANblue/IXXAT、Siemens Blue VCIなど)

③ タスクとの適合性
•モジュール化による需要志向の機能
•分かりやすさ
•直感的な操作
•自動で設定可能なユーザインターフェース
•柔軟なウインドウ操作
•ユーザインターフェースと設定を短時間で調整
•設定を保存できるため、機能シーケンスを繰り返し実行することや比較することができる
•計測値のグラフィック、数字および棒グラフ表示
•複数の計測チャンネルの条件を組み合わせることができる使いやすく保存可能なトリガ
•MDFファイルのインポートおよびエクスポートによる他のアプリケーションとのデータ転送
•MDF、CSVおよびTXTのエクスポート機能に調整可能な出力ラスタおよび圧縮レベルが付属

④ 機能
•オンライン計測
•データセットのオンライン処理
•制御ユニットのバージョン管理(計測設定の変換、互換性テスト)
•CANフレームの送信
•計測モードでの編集可能なチャンネル設定
•独自のラベルを定義可能。A2Lファイルに記述されない計測データを記録できます。
•制御ユニットのコールドスタート起動のサポート。計測はまず制御ユニットでのコールドスタートに対応するために準備され、追加のセットアップ時間 なしに「点火」と同時にアクティブ化されます。
•オフラインモードで計測カーソルを各種計測ウインドウと同期可能
•高い解像度のSMB計測
•ベンチモードでは、計測シーケンスのパラメータを設定可能(計測チャンネル、トリガ条件)。トリガイベントが指定回数記録を開始した後でプログラ ムが終了します。
•計測データファイルをCSV、TXTまたはMDF形式のファイルに変換するためにバッチモードも使用可能
•簡単に編集可能なCSVファイルを使用してスクリプトなどの時間管理操作を実行可能。たとえば、DiagRA Cと組み合わせて、キャリブレーション操作を計測と同時に実行できます
。 •CarMedialab GmbHの低コストロガーThe Fleは、CANdbで記述されている計測値を取得するためにDiagRA M設定ファイルを使用できる。
The FleaはDiagRA Mによるオフライン解析のためにデータをMDF形式で保存します。

⑤ 規格
•CCP準拠
•XCP準拠(開発中)
•CANdbのサポート
•モジュールに保存されている設定のサポートによる、ETAS GmbH製のXCP on EthernetベースのES4xx計測モジュールのサポート
•SMBおよびCAN用計測デバイスのサポート
•データ転送用のMDF
•TCP/IPによるネットワーク機能
•MCD-2準拠

⑥ CANインターフェースデバイス用ハードウェアサポート
•SAE J2534準拠のPassThruインターフェースデバイス。I+ME Basic XS、I+ME PassTru+XS、Dearborn PythonおよびGryphon、Drewtech Mogooseでのテスト済み
•I+ME Basic+ XS、I+ME Lite XS、I+ME Part Y
•IXXAT GmbHのCANインターフェースデバイス
•CANcard XL(Vector)/CAN-Link II(ETAS)
•Kvaser CAN-Adapter

⑦ システム要件
•Windows NT SP6/XP/Vista/ Win7(32/64bit)
•インターフェースハードウェアに適した接続性